先輩社員インタビュー

自分の作ったモノに不安を感じた時、
妥協ではなく疑問を持てるかどうか

A.E

超硬事業部 加工品部 製造課 製造2係 WE・ED班
2024年入社
短期大学部 心理・人間関係学科卒業

01INTERVIEW

面接で会社の様子を見せてもらい、
長く働けそうな会社だと実感

短大時代、パソコンのスキルを身に付けるための授業を受けてから、自分にはパソコンを使って行う仕事が合っているのではないかと思うようになりました。特に将来の夢があったわけでもありませんでしたので、パソコンを使って行う仕事なら何でもいいかな、と考えて初めは営業の仕事に就きました。でも、自分の納得がいかないものを割り切ってお客さまに薦めることがどうしても出来ず、営業は自分には向いていないと感じて方向転換をすることにしました。その後は、小さな機械を扱う会社を経て、この会社にご縁をいただきました。応募の段階から未経験でも大丈夫というのは求人情報にも記載されていましたが、やはり不安でした。今回は長く働ける会社をしっかりと見極めたいと考えていましたので、面接時には改めて未経験であることや、自分は数学が得意ではないのでモノ作りの現場が務まるかが不安なことなどを伝えました。同じような不安を持っていた先輩も活躍されているというのを聞かせていただき、また、会社内を見せていただいた印象はすごく雰囲気が良く、この会社なら長く働けそうだな、と感じて入社を決めました。

02INTERVIEW

成長していると実感した瞬間、
この仕事のやりがいを感じます

入社後は、金属や扱っている素材の基本的な知識を習得したり、旋盤や放電などの色々な班を一日毎に回らしていただき、どのような加工をしているか、気を付けている点は何か、を見ながら気になったことを質問するという流れの研修を行い、研修後の面談を経て、加工品部に配属となりました。私自身、現在は電極の作成に従事しています。予めCADとCAMで作図いただいたものをマシニングセンタのハードディスクにダウンロードし、そのマシニングセンタのプログラムで図面通りの形に加工するという感じの仕事です。まだまだ自分自身、至らないところも多いですが、現在の職場は分からないことを聞きやすい環境ですので、分からない時には周りの先輩方や上司にすぐに聞くようにして、なるべく不安や疑問のない状態にすることを心掛けており、少しずつ不安なことは減ってきました。また、同じ電極作成の作業をしている時でも、図面を見て前より形が想像できるようになった時や、以前より手際が良くなった時に、自分自身が成長していると実感しますし、この瞬間にこの仕事のやりがいを感じます。

03INTERVIEW

良好な人間関係を構築し、
幅広いスキルを身に付ける

今は、電極のマシニングセンタでの加工が主になりますが、他の業務にも幅広く携われるようになりたいと考えています。例えば、NC旋盤の補助作業を依頼されることもあるのですが、今は一から十まで説明してもらってから言われた通りの作業を行うだけという状態になっています。これを、全部言われなくても、図面を見ただけで大体の作業の流れを理解できるようになりたいと思っています。また、同じ班の先輩方が他の班に応援に行くこともしばしばありますが、私もいずれそういう日が来る時に備え、仕事上であまり関わりがない方々ともすれ違った時に声をかけたり挨拶したりすることを心掛けています。私自身、あまり人と積極的に関わるのが得意な方ではありませんが、普段から積極的にコミュニケーションを取っておくことで、一緒に仕事をすることになった時にギクシャクしたりよそよそしくなることがないように、良好な人間関係を構築していきたいと考えています。所属している放電班の方々は皆さんベテランですごい方ばかりですが、皆さんの良いところはそれぞれ異なりますので、皆さんの良いところを自分に取り入れてやっていきたいな、という風に思っています。

MESSAGE

自分がこの仕事に向いているかということが一番不安だと思います。私も全く経験のない製造業に進むべきか、悩みました。特に、機械加工は初めのうちはできることが少なく不安を感じることも多いですが、こなせる業務が増えるにつれて自信がついたり、新たな視点が身に付くことでやりがいや面白さが後からついてくると思います。

ある一日のスケジュール

7:20
出社
7:30
電極加工業務(10:00~10:05 休憩)
10:05
事務作業
10:30
電極加工業務
12:00
昼食
12:45
電極加工業務(15:00~15:05 休憩)
16:00
退社

< 休日の過ごし方 >

友人を自宅に招いて料理を振舞うことが多いです。ちゃんと自分で作って、自分がこれだったら出せると思ったものを出すというスタンスでいたいという意味では、仕事も料理も変わらないな、と思います。少ないレパートリーでも毎回喜んでくれる友人には本当に感謝しています。