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MESSAGE代表挨拶
株式会社共立合金製作所
取締役社長
藤原 啓郎
私たちの会社は、ダイヤモンドに次いで硬い超硬合金製の工具・金型部品と工業用スプレーノズルの製造販売を行っている会社で、80年を超える長い歴史を通じ、「エバーロイ(EVERLOY)」というブランド名で知られています。当社の理念(あるべき姿)は「技術の進歩に貢献し、顧客と社会のためになる価値を創造する」ことで、お客様の活動に真摯に向き合い、成長を続けてまいりました。主力製品の一つであるデスケーリングノズル(製鉄所で使われる高圧水噴射ノズル)は国内トップシェアで海外にも展開しています。当社のノズルは製鉄分野の他、環境、エレクトロニクスなどあらゆる業界のニーズに対応し、さまざまな用途で使用されています。また、超硬合金製の工具・金型部品も電気・電子、自動車などの幅広い分野で用いられています。自動車の電動化・EV化が急速に進んでいますが、そこで使われるモーター用の金型にも当社の超硬合金は使われています。企業が成長し続けるためには、顧客と社会に何らかの価値を提供することが必要です。私たちにとっての価値をもたらす宝は「超硬合金とスプレーノズル」であり、今後も長期にわたって成長が見込める市場であると確信しています。
当社の経営方針の一つに「ワーキング・ツゥゲザー(Working together) 」という考え方があります。全社員が一丸となって成長を実感できる組織を目指しており、互いにサポートし合い、共通の目標に向かって協働できる仲間を私たちは求めています。また、変化の激しい環境でも柔軟に対応し、新たなスキルを習得することに前向きな成長意欲がある方にも来てほしいですね。このような思いに共感した、という方は、是非一度、私たちの会社を見に来てみてください。皆さんは、これから色々な仕事に出会うことでしょう。まずは、出会った仕事にじっくりと取り組み、基本的な「型」の形成に努めてもらいたいと思います。そうすると、その中でいろいろな課題や問題点が見えてくるかと思います。そして、その課題、問題点に真摯に向き合う中で、いずれ「型」を破るときが必ず来ます。「型」の形成と「型破り」は一度限りのものではなく、これらを繰り返しながら私たちは成長してくものだと思います。「自分のやりたい仕事は何か?」と考えることはもちろん大切です。しかし、自分のやりたい仕事というものは、そんなに簡単に見つかるものではありませんし、見つかればそれは幸せなことだと思いますが、極端なことを言うと見つからなくても良いと私は思っています。与えられた仕事が天職だと考えてやっていけば、いずれ自分の得意分野も見えてくると思いますので、それから考えても遅くはないのではないでしょうか。ぜひ、もう少し肩の力を抜いて、気軽な感じで向き合ってみてください。
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